【週刊】バリュー投資報告(2026/07/26)

【週刊】バリュー投資報告

毎週、実践しているバリュー投資のログを残しています。

東京での120k(月12万円)生活を守り抜くための、私の「投資戦略」の記録です。

今週の株式市場は、AI・半導体ブームに完全に冷や水が浴びせられる厳しい調整週となりました。ハイテク株が総崩れとなる中で、おさえておくべき3つの重要トピックを解説します。

1. 【日本株】日経平均は1,800円超の大暴落!東京エレクトロンなど半導体が総崩れ

今週の日本株はまさに「阿鼻叫喚」の展開でした。特に週末24日(金)には、前日の米国株安をモロに被る形で売りが殺到し、日経平均株価は前日比1,811円安の6万4,611円でフィニッシュ。7万円の大台がすでに遠い昔のように感じられます。 下落の主犯格は、これまで相場を牽引してきた半導体関連です。東京エレクトロンアドバンテストといった日経平均への寄与度が高い主力株が大きく売り込まれ、指数を数千円単位で下押しする原動力となってしまいました。

2. 【米国株・決算】アルファベット、テスラ決算で「メガキャップ売り」が鮮明に

今週は米国市場で超大型ハイテク企業(メガキャップ)の決算発表が本格化しましたが、これが波乱の引き金となりました。 アルファベット(Google親会社)やテスラ、週末のインテルといった注目決算が相次ぎましたが、市場の期待値(ハードル)が高すぎたため、利益確定売りの口実とされて急落。ナスダックや半導体株指数(SOX)が大きく沈みました。しかしその一方で、NYダウや中小型株はプラス圏で底堅く推移しており、ハイテク一極集中からオールドエコノミーやバリュー株への「歴史的なセクターローテーション」がより決定的なものとなっています。

3. 【世界情勢】中東リスクによる原油高と、163円台へと進む円安

マクロ環境の悪化も市場の重石となりました。中東情勢の再緊迫化を受けて原油価格が上昇し、「インフレが再燃するのではないか」という警戒感が強まっています。 さらに為替市場では、先週の為替介入の警戒を嘲笑うかのようにドル円が再び163円台後半へと円安方向に押し戻されています。来週に控える日銀の金融政策決定会合や、トランプ前大統領の関税政策発言など、政治・経済の不確実性(イベントリスク)が山積みとなっており、大口投資家が一旦ポジションを縮小(現金化)する動きを加速させました。

(2)バリュー投資分析

銘柄(コード) 保有 現在値 前週比 購入単価 評価損益 累積騰落 利回り
ウェルネオS(2117)1002,713.0+7.03,000.0-28,700-9.57%4.39%
マースG(6419)3003,110.0-10.03,079.0+9,300+1.01%4.82%
日本製鉄(5401)100616.9+31.3610.0+690+1.13%3.89%
JFE(5411)1001,726.0+28.52,001.0-27,500-13.74%4.63%
ホッカン(5902)1002,372.0+19.02,469.0-9,700-3.93%4.22%
日本製鉄(5401)※200616.9+31.3600.0+3,380+2.82%3.89%
リョーサン菱(167A)1002,813.0+48.03,105.0-29,200-9.40%4.98%
TSテック(7313)2001,772.5+12.01,785.0-2,500-0.70%5.19%
太平製作(6342)1002,841.0+6.02,935.0-9,400-3.20%3.52%
ユニプレス(5949)1001,279.0+23.01,286.0-700-0.54%5.47%
前澤給装(6485)2001,544.0+18.01,624.0-16,000-4.93%3.89%
和井田(6158)100979.0+11.0925.0+5,400+5.84%3.88%
日特塗(4619)1002,436.0+51.02,215.0+22,100+9.98%5.34%
テルマー湯(3521)700152.00161.0-6,300-5.59%3.29%
BB太田昭(9658)2001,032.0+2.0932.0+20,000+10.73%4.55%
ジョイフル本田(3191)1002,315.0+15.02,155.0+16,000+7.42%3.63%
エスティック(6161)1001,038.0+10.01,005.0+3,300+3.28%2.99%
日本精線(5659)1001,452.0+35.01,375.0+7,700+5.60%3.17%
大日精化(4116)1001,078.0+18.01,040.0+3,800+3.65%5.10%
東京ラヂエ(7235)1001,551.0+63.01,485.0+6,600+4.44%4.96%
リップス(373A)1001,490.0-5.01,510.0-2,000-1.32%
JMホールディングス(3539)1001,350.0+38.01,269.0+8,100+6.38%1.78%
あみやき亭(2753)1001,331.0-10.01,335.0-400-0.30%2.55%
NSW(9739)1002,529.0+5.02,542.0-1,300-0.51%4.94%
タイガースポリマー(4231)1001,011.0NEW1,015.0-400-0.39%3.76%

(3) 大きな変化の分析

今週のポートフォリオにおいて、特筆すべき動きを見せた銘柄や、自らの投資行動について振り返ります。

■ポジティブニュース

今週最も嬉しかったのは、長く含み損に沈んでいた日本製鉄(5401)が反発し、ついに含み益に浮上したことです。日経平均が大きく崩れる中、低PBRかつ高配当なバリュー株への資金シフトが追い風になった印象です。鉄鋼セクターは地味ですが、景気後退懸念の中でも底堅さを見せてくれました。

また、東京ラヂエーター製造(7235)が前週比+63.0円と気を吐いています。こちらもPBR0.4倍台、自己資本比率60%超えという財務の強固さが評価されているのでしょうか。外部環境が不安定になると、こうしたキャッシュリッチで割安に放置されている銘柄に安心感が生まれます。

■ネガティブニュース
基本的に全銘柄が+推移しているため、今回は無しです。

■新しい銘柄
新たにタイガースポリマー(4231)をポートフォリオに迎え入れました。自動車向けホースや家電用パイプを手掛ける地味な化学メーカーですが、PBRは0.4倍台で自己資本比率は60%以上、現金同等物も豊富に持っている典型的なネットネット株の卵です。派手な値上がりは期待していませんが、月12万円の生活費を切り詰めて捻出した大切な資金を預けるには、こういう「下値不安が少なく負けにくい銘柄」が一番だと思っています。

(4)雑談

半導体関連銘柄が大変なことになってますが、バリュー銘柄はその対極にいますのでノーダメージですね。

上がり幅も少ないですが、こういう時は安心できて良いです。

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