【週刊】バリュー投資報告(2026/07/05)

【週刊】バリュー投資報告

毎週、実践しているバリュー投資のログを残しています。

東京での120k(月12万円)生活を守り抜くための、私の「投資戦略」の記録です。

(1)今週の3つの重要ニュース

今週の株式市場は、日々の値動きが1,000円を超えることも珍しくない神経質な展開となりました。ハイテク株が荒波に揉まれる中で、これからの資産形成を考える上で重要な3つのポイントを解説します。

1. 【日本株】日経平均は7万円台回復も束の間、1700円超の急落劇

今週の日本株は、まさに振り回される展開でした。週半ばの1日(水)には前日比で一時1,900円近く上昇し、見事7万1,000円台を回復。しかし翌2日(木)には一転、AI・半導体関連株を中心に売りが膨らみ1,700円以上の急落となり、6万8,700円台まで叩き落とされました。 一方で希望の光も見えています。主力のハイテク株が崩れる中、これまで出遅れていた鉄鋼や高配当銘柄などの「バリュー(割安)株」には下値でしっかりとした買いが入り、相場の資金が実力ある割安銘柄へシフト(ローテーション)する兆しが鮮明になってきました。

2. 【世界情勢】米「雇用統計」待ちの神経戦と、高止まりするインフレ圧力

世界情勢の最大の関心事は、週末(日本時間2日夜〜3日)に発表を控えた米国の重要指標「6月雇用統計」でした。「結果次第で長期金利が上がり、株価がさらに下がるかもしれない」という強い警戒感から、世界中の投資家が積極的な取引を手控える要因となりました。 また、為替市場では依然としてドル円が161円台で高止まりしており、長引く円安による国内のインフレ(物価高)懸念は拭えません。実生活への影響を防ぐためのインフレヘッジが、引き続き投資の大きなテーマとなっています。

3. 【世界株】AI・半導体株に利益確定売り、資金は堅実なセクターへ

米国市場をはじめとする世界株も、大きな転換点を迎えているように見えます。これまで一本調子で相場を牽引してきた米国の主要ハイテク指数ですが、「さすがに上がりすぎではないか」という高値警戒感がピークに達し、大口投資家による利益確定売りが相次ぎました。 しかし、投資マネーが市場から完全に逃げ出したわけではなく、より株価水準が低く業績の安定しているセクターへと資金の避難が始まっています。

(2)バリュー投資分析

銘柄(コード) 保有 現在値 前週比 購入単価 評価損益 累積騰落 利回り
ウェルネオS(2117)1002,660.0+66.03,000.0-34,000-11.33%4.47%
マースG(6419)3003,095.0+201.03,079.0+4,800+0.52%4.85%
日本製鉄(5401)100548.2+4.9610.0-6,180-10.13%4.38%
JFE(5411)1001,600.0+52.52,001.0-40,100-20.04%5.00%
ホッカン(5902)1002,374.0+31.02,469.0-9,500-3.85%4.21%
日本製鉄(5401)※200548.2+4.9600.0-10,360-8.63%4.38%
リョーサン菱(167A)1002,756.0+99.03,105.0-34,900-11.24%5.08%
TSテック(7313)2001,762.5+25.51,785.0-4,500-1.26%5.22%
太平製作(6342)1002,813.0+100.02,935.0-12,200-4.16%3.55%
ユニプレス(5949)1001,252.0+32.01,286.0-3,400-2.64%5.59%
前澤給装(6485)2001,520.0+19.01,624.0-20,800-6.40%3.95%
和井田(6158)100987.0-2.0925.0+6,200+6.70%3.85%
日特塗(4619)1002,389.0+60.02,215.0+17,400+7.86%5.44%
テルマー湯(3521)700150.0+2.0161.0-7,700-6.83%3.33%
BB太田昭(9658)2001,018.0+25.0932.0+17,200+9.23%4.62%
ジョイフル本田(3191)1002,245.0+15.02,155.0+9,000+4.18%3.74%
エスティック(6161)1001,036.0-44.01,005.0+3,100+3.08%2.99%
日本精線(5659)1001,490.0+59.01,375.0+11,500+8.36%3.09%
大日精化(4116)1001,077.0+19.01,040.0+3,700+3.56%5.11%
東京ラヂエ(7235)1001,510.0+92.01,485.0+2,500+1.68%5.10%
リップス(373A)1001,528.00.01,510.0+1,800+1.19%
ウエスコHD(6091)100956.0+54.0810.0+14,600+18.02%2.93%
JMホールディングス(3539)1001,235.0+15.01,269.0-3,400-2.68%1.94%
あみやき亭(2753)1001,316.0-39.01,335.0-1,900-1.42%2.58%
NSW(9739)1002,525.0NEW2,542.0-1,700-0.67%4.95%

(3) 大きな変化の分析

今週のポートフォリオにおいて、特筆すべき動きを見せた銘柄や、自らの投資行動について振り返ります。

■ポジティブニュース
今週は全体的にプラス引けの銘柄が多く、また購入からずっと含み損銘柄のプラ転もあり、ホッと胸を撫で下ろしています。特に目立った動きをした銘柄について分析します。

リョーサン菱洋ホールディングス(167A) 前週比+99.0円と反発。半導体商社として、直近のAIバブル崩壊への警戒感から売られていましたが、配当利回り5%超というインカムの厚さが下値を支えた形です。含み損はまだ大きい(-34,900円)ですが、このまま握り続けて配当をもらいながら回復を待ちます。
ちょうど2,000円の優待ももらったところですし、握力強く握りしめておきます。

マースグループホールディングス(6419) 前週比で+201.0円と大きく反発し、ついに評価損益がプラス(+4,800円)に浮上しました!パチンコ周辺機器メーカーですが、潤沢なネットキャッシュと手堅い自己資本比率を誇る、ネットネット株です。地味なセクターゆえに放置されていましたが、相場全体のリスクオフムードの中で、下値不安の少なさと配当利回り(4.85%)の高さが再評価されているようです。

東京ラヂエーター製造(7235) こちらも前週比+92.0円と躍進し、含み益に転じました。自動車部品セクターへの資金流入の恩恵をしっかり受けています。円安進行による業績上振れ期待に加え、PBRの圧倒的な割安感が見直される展開になってきました。

■ネガティブニュース
エスティック(6161) 一方で、全体相場が堅調な中で前週比-44.0円と逆行安になりました。特段の悪材料は出ていなそうですが、出来高が少ない小型株ゆえに、ちょっとした個人の売りで値が飛んでしまいます。財務は鉄壁なので心配していません。

■今週の買い増し
今週から新しくNSW(9739)をポートフォリオに迎え入れました。IT・情報通信セクターながら、自己資本比率の高さや安定した財務基盤が光る銘柄です。現在の利回りは約4.95%。取得単価からはわずかにマイナス発進(-1,700円)ですが、今後の成長と配当のダブルエンジンに期待しています。

■今週の売却
TPR(6463)を+10%、第一ライフ(8750)を+20%で売却し利確しました。
TRPは自転車関連で他に有望銘柄を見つけての入れ替えのため、第一ライフは上場来最高値を記録し、売って良しの判断をしたための売却です。
この資金で更に割安の株を買えるよう動きたいと思います。

(4)雑談

マースG、リョーサンはずっと含み損でしたが、ようやくプラ転してよかったと思います。
前者はクオカード1,000円、後者は2,000円のカタログをもらったばかりの銘柄でもあります。

正直なところ、(特に上記載は)私の不勉強で割高で買ってしまった銘柄でもありますが、高配当ですし、プラ転できる力はありそうなので、持ち続けたいと思います。PBR1倍が是正されたら売りですかね・・・

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