仕事が辛いな~と思った時、何を思い浮かべるでしょうか?
私の場合、「今仕事辞めたらどれだけ生活できるんだろう・・・?」と思います。
電卓をたまにポチポチしていますが、今回はザっと計算してみました。
【目次】
- 年間120万円(月10万円)の配当金で計算した理由
- 現状の資産と投資状況
- 月10万円配当達成に必要な投資元本と利回り
- 実現に向けた日本株投資戦略
- 配当生活実現のための注意点
- まとめ
1. 年間120万円(月10万円)の配当金で計算した理由
私が「月10万円(年120万円)の配当金」という具体的な金額としたのは、家に入れている毎月の金額だからです。
生活費は(共働きで)どうにかなっているので、もし、配当金で月10万円あれば、余裕は全くないもののリタイア水準にはなります。
また仕事を辞めない場合には生活の余裕が生まれるだけでなく、起業やセミリタイアといった選択肢も広がります。完全なFIRE(早期リタイア)までは考えていませんが、「選択の自由」を得るための現実的な目標として設定しました。
2. 現状の資産と投資状況
2025年5月時点、私の金融資産状況は以下の通りです。
資産状況(表形式)
項目 | 金額 |
---|---|
金融資産総額 | ー |
現預金 | 約200万円 |
配当用投資元本 | 約500万円 |
現在の年間配当金 | 約10万円 |
現在の平均配当利回り | 約2% |
毎月の投資余力 | 10万円(年間120万円) |
半分は特定口座、新NISAが始まってからは成長投資枠で買っています。株主優待目的で買っているものが多いので、配当利回りは低めです。
配当金は基本成長投資枠で買うので、税金は基本的に考えないようにします。
3. 月10万円配当達成に必要な投資元本と利回り
目標は「年間120万円(月10万円)の配当金」です。日本株を考慮し3.5%で考えてみます。
必要元本シミュレーション(表形式)
想定利回り | 必要元本 |
3.0% | 4,000万円 |
3.5% | 3,430万円 |
4.0% | 3,000万円 |
4.5% | 2,670万円 |
現在は500万円の投資元本があるため、残り2,930万円を積み立てと運用で増やす必要があります。
(4.5%なら2,670万円で良いのか・・・ふーん・・・)
シミュレーション:積立10万円/月・利回り3.5%の場合
年数 | 積立累計元本 | 配当金累計 | 期待年間配当 |
5年 | 1,100万円 | 約185万円 | 約38万円 |
10年 | 2,300万円 | 約740万円 | 約80万円 |
13年 | 約3,400万円 | 約1,450万円 | 約120万円(月10万円) |
必ず月10万円+配当再投資で13年か・・・わかってはいましたが、結構かかりますね。
4. 実現に向けた日本株投資戦略
戦略まとめ(箇条書き形式)
① 高配当個別株へのシフト
- 三菱HCキャピタル(4.5%)
- オリックス(3.8%)
- 住友商事(4.5%)
- KDDI(3.5%)
- NTT(3.8%)
- 日本たばこ産業(5.1%)
- 武田薬品(4.5%)
② NISA枠の有効活用
- 個別株投資で配当非課税メリット活用
③ 配当再投資で複利効果を高める
- 受取配当は高配当株再投資へ回す
5. 配当生活実現のための注意点
- 配当利回りだけで選ばず、増配力・財務健全性も重視する
- 業種分散を徹底し、景気敏感株偏りすぎに注意する
- 減配リスクや事業環境の変化にも目を配る
- 市場平均を下回った株を購入するため、無理な毎月積み立てはしない。
※とはいえ、「稲妻の如き輝き」を逃さないためにも、インデックス投資は継続したい・・・
- 増配率、株主優待は加味していない。
6. まとめ
月10万円の配当収入は、まず目標と戦略があれば、十分現実的なラインであることがわかりました。
私の場合は、以下の3本柱で13年前後の達成を目指します。
- 高配当個別株への徐々なシフト
- 月10万円の積立継続
- 配当再投資の徹底
とは言え個別株なので、買うタイミングや単元株の価格の都合上、毎月10万円とはいかないと思うし、金額の用意ができない時もあると思うので、あくまでシミュレーションの範囲内ですね。
ひとまず、「頑張れば13年後にはリタイアできる」とわかっただけ良しとしましょう。仕事頑張ろう。
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